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問診中の電子カルテ入力を効率化!Windowsショートカットキー活用術

  • 執筆者の写真: MEGTAR_PR
    MEGTAR_PR
  • 3月25日
  • 読了時間: 5分

ショートカットは入力効率の要

新しい施設に入職して、今までと異なる電子カルテを使用することになると、一番戸惑うのが入力効率の違いです。


病院によっては医療に特化した辞書がPCにインストールされている場合もありますが、ない場合は効率がガタ落ちしてしまいます。


そこで、少しでも効率を高めるために、今回は便利なWindowsのショートカットキーの使い方をご紹介します。



はじめに:医療現場における効率的な文字入力の重要性


医療現場、特に問診中の電子カルテ入力は、時間的制約と正確性が求められる極めて重要な業務です。


患者さんとの会話を中断せずに迅速かつ正確に情報を記録することは、質の高い医療を提供する上で不可欠です。


専門用語や複雑な病名の入力に時間がかかる場合も多いため、Windowsのキーボードショートカットを使いこなすことが大きな助けとなります。



基本のショートカットキー


まずは、医療現場で日常的に役立つ基本操作のショートカットキーをご紹介します。


  • Ctrl + C / Ctrl + V / Ctrl + Z コピー、貼り付け、元に戻すの基本操作は、電子カルテへのデータ転記時や、入力ミスの修正時に頻繁に使用されます。

  • Windowsキー + V (クリップボード履歴) 複数のコピー履歴を保存できるため、過去の入力内容や定型文の再利用が簡単に可能です。

  • Windowsキー + . (ピリオド) (絵文字パレット) 絵文字や特殊記号の入力により、視覚的に情報を整理したり、症例説明で注目させたい部分にアクセントを加えることができます。



応用編:知っておくと便利なショートカットキー


ここでは、あまり知られていないが、医療現場で役立つ応用的なショートカットキーをご紹介します。


  • Windowsキー + H (音声入力) 手が離せない状況でも音声で文字入力ができるため、患者様との対話中にメモを取る際などに非常に有効です。環境や発音に注意することで、入力精度が向上します。

  • Alt + Tab (アプリ切り替え) 複数のアプリケーション間を迅速に切り替えることができるため、カルテ入力中に必要な他の資料や検査結果を確認する際に時間を大幅に節約できます。

  • Windowsキー + D (デスクトップ表示) デスクトップを瞬時に表示し、バックグラウンドで稼働している情報をチェックしたり、不要なウィンドウを一時的に隠すのに役立ちます。

  • Ctrl + Shift + V (書式なし貼り付け) テキストの書式情報を削除して貼り付けることで、カルテ内の統一感を保ち、見やすい記録作成が可能になります。

  • Windowsキー + Shift + S (画面切り取り) 必要な部分だけを切り取ってすぐに共有できるため、検査画像や参考資料の一部をカルテに添付する際に便利です。

  • Ctrl + Tab / Ctrl + Shift + Tab (タブ間の移動) ブラウザや複数のタブを開いているアプリケーション内で、左右のタブ間をスムーズに移動することができます。これにより、複数の患者情報や診断資料の参照が容易になります。

  • Ctrl + Shift + Esc (タスクマネージャー起動) システムの動作状況や、動作が遅くなったアプリケーションの確認・終了を迅速に行うことができます。特に、緊急時のトラブルシューティングに役立ちます。

  • Alt + F4 (アプリケーション終了) 使用が終わったアプリケーションやウィンドウを素早く閉じることで、作業環境を整理できます。カルテ作業の合間に不要なウィンドウをまとめて閉じる際に重宝します。

  • Windowsキー + R (ファイルやアプリの起動) 「ファイル名を指定して実行」ダイアログを素早く呼び出し、特定のプログラムやファイルにすぐアクセスできるため、業務のスピードアップに貢献します。

  • Windowsキー + L (PCのロック) 外出や一時中断時にPCを速やかにロックすることで、個人情報の保護とセキュリティを高められます。医療現場では特に、患者情報の管理が重要です。



医療現場での効率的な文字入力のためのヒントとコツ


ショートカットキーと上記のテクニックを組み合わせることで、さらに効率的な入力が実現できます。以下のヒントも参考にしてください。


  • 単語登録機能の活用 例えば「紅斑丘疹型薬疹」や「高血圧性心疾患」など、入力に時間がかかる専門用語を登録しておくと、後から簡単に呼び出せるため大変便利です。

  • 音声入力の精度を高める工夫 周囲の雑音を抑え、はっきりとした発音で入力することで、音声入力の精度が向上します。マイクの位置や感度調整も重要です。

  • 定型文やよく使う文章をクリップボード履歴に登録 診療記録や定型文を事前に登録しておけば、頻繁に使う情報をワンクリックで入力でき、時間の節約につながります。



まとめ:ショートカットキーを活用して入力効率を高めましょう


Windowsのキーボードショートカットを活用することで、電子カルテ入力の効率を大幅に向上させ、患者さんとのコミュニケーションにより多くの時間を割くことが可能になります。


基本操作から応用テクニックまでをマスターすれば、医療現場での作業をさらにスマートに進めることができると思いますので、ぜひ試してみてください。



今回もお読みいただきありがとうございました。


もしMEGTARでお役にたてることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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